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生まれる時代を間違えました

お酒と本と映画と

泡盛シンポジウムin山原・名護

最近規則正しい生活(早寝早起き三食お酒飲まない)になってきているのですが、体調がすぐれず肌荒れがひどいひなのです、こんにちは~
絶対遅寝早起きお酒飲む生活が身に合っている気がしています…

このブログは自分の備忘録のような感じで特に需要はないのですが、たまに泡盛関係のイベントに行くと「ブログ見たよ~」と言ってくださる方がいて、恥ずかしいんですけど嬉しいです、ありがとうございます!
誇大しても、「泡盛」の「あ」の2画目を書き始めたくらいしか泡盛について知らないので、温かい目で見てくださるとありがたいです。頼みます(土下座)


12/4(日)に山原島酒之会主催の泡盛シンポジウムin名護・山原があったので行ってきました!
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山原島酒之会という会は、

「山原すべての家庭の床の間にクースガーミを」をコンセプトに、1998年のあの暑い夏、ヤンバルにて「山原島酒之会」は発足した。
私たち沖縄、琉球の地を築き上げてきた先輩方が時間をかけ培ってきた高度で伝統的で文化性、経済性のあるお酒、「泡盛( あわもり )」文化を、引き続き未来を創る多くの人々に承継する集団が「山原島酒之会(やんばるしまざけのかい)」である。

だそうです、なんてかっこいいの…

「すべての家庭の床の間に古酒甕を」を全面的に打ち出し、泡盛業界が抱える課題の解決策に対して、突破口は見いだせないかと考えこのシンポジウムを企画したんだそうです。



その日は、泡盛新聞の上司と美味しいうどん屋さんで腹ごしらえしてから会場に向かいました。
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山菜うどん、おいしかった~


会場は那覇市民会館で、13時半からでした。
参加料は学生が1500円だったのでありがたかったです。女性と20代男性は2000円、一般は2500円でした。
高めかなと思いましたが、シンポ後の交流会費も含まれているのでまあ妥当かなと思います。

酒造所関係や泡盛愛好家の方々がたくさんいてすっごく緊張しました…

山原島酒之会会長の崎浜靖さんの開会の挨拶で始まり、続いて沖縄県酒造組合会長の玉那覇美佐子さんによる「泡盛業界の現状と課題」についてのお話でした。
11年連続出荷減少、場数の3分の1が赤字、出荷量前年比96.1%、などなど現場はかなり厳しいなあと思います。その原因として、時代や社会の流れの変化についていけていないとおっしゃっていました。
それでも、若者が誇りを持てるような地域の核となる文化として泡盛を位置づけ、地域の雇用場となるようにしたいとこれからの目標も掲げていました。
沖縄県の100年企業は19社でその中で泡盛の酒造所が10社であり、1位2位もそうらしいです。すごいねえ


その後はパネルディスカッション!
コーディネーターは山原島酒之会顧問の島袋正敏さん、パネラーは会長の玉那覇美佐子さん、飲食店を営む満名匠吾さん、元泡盛の女王の国吉真理さん、ホテル経営者の蔵根尚美さん、泡盛マイスターの照屋充子さん、琉球泡盛倶楽部副会長の内間司さんの7名で行われました。

それぞれの自己紹介と泡盛に対する思いを最初に語っていたのですが、国吉さんの「いい意味で「泡盛らしさ」を崩していけたらいい」という言葉に激しく頷いてしまいました…私もずっとそう思っています。

個々人の意見を簡略的にまとめて書いていきたいと思います。


第一議題
泡盛の売り上げが減少していることの考察と展望

内間さん
→製造の機械化は本当に良かったのだろうか。飲みやすさ重視の泡盛は入門編としてはいいが、そこに重きを置いていると減少の一途を辿るだろう。原点回帰するのも一つの手じゃないか。
照屋さん
→内間さんとほとんど同じ意見だが、色々な酵母が増えていることはいいことであり、TPOに合わせた飲み方の提案が必要、また零細の酒造所は広告が出せないので、組合の補助がいるのではないか。
蔵根さん
→観光客はあまり泡盛を求めない、リキュール嗜好が強い。
国吉さん
泡盛を取り巻く現状は変化しているのに、ブームの時の まま今にきているが、それではよくないと思う。また売る側が泡盛の説明をできるようにならないといけない。
満名さん
→飲食店側はキャンペーン(例えば10ケース買ったら1ケースサービスのような)に依存している現状で、まずそこから抜け出さないといけない。某日本酒のようなブームにより、品質が低下することになりかねない。
照屋さん(再)
→いいお酒を飲まないと良さは分からない。すぐに泡盛ベースのカクテルでは泡盛の良さは分からない。飲み手側が「すぐ酔いたいのか」「食事に合わせるのか」「そのものを楽しみたいのか」というようなTPOで提供することが大事である。


第二議題
「全ての家庭に古酒甕を」に対しての意見

内間さん
→このフレーズは奥が深い。甕に入れる泡盛は甕に負けないような泡盛でないといけない。それは無濾過に近い泡盛がいいが、なかなか売られていない。メーカー側の努力が必要なのではないか。
照屋さん
→「未来へのプレゼント」という形で、刹那的な現代社会の打開策のひとつの切り口として、古酒甕を継いでいくことはいいのかもしれない。
国吉さん
→難しいことではないと思うし、実現することができれば「安い」「酔いやすい」などのネガティブなイメージを払拭できるのではないか。
満名さん
→消費者と生産者がもっとコミュニケーションを取らないといけない。ひと舐めで衝撃を与えるくらいの味がある泡盛は継いでいかないといけない。泡盛を飲むだけじゃなくて、調味料として使用することもあるし、キャリア教育でも泡盛を使用することもいいのではないか。品格としての泡盛の飲み方、在り方を伝えていくことは大事。
内間さん(再)
→飲食店とメーカーがタイアップして飲み方の提案をし、飲み方の幅を広げたり、若い人たちが苦手なものを調査していけば、売り上げが上がると思う。


…と、聞いていてとても面白かったです!
本当はもう少し議題や討論があったのですが、途中から聞くのに夢中になってしまって書くのを忘れていました…。
その後は傾聴者の質問に答えたり、泡盛の強みについて討論したりと、私にとってとても有意義な時間でした。

パネルディスカッションで、多様な視点から見ることがとても重要だと思いました。何でも主観的になりがちですが、課題が山積している泡盛業界においては、客観的に見ることは1番必要なのかもしれないです。


約三時間にのぼるシンポジウムか終われば!(腰痛持ちの私に座りっぱなしは酷でした)楽しみにしていた交流会!!
泡盛だけだと思っていたのですが、パネラーの満名さんのお店が食事も用意していて嬉しかったです。

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とても豪華で、テーブルコーディネートもしていて、女子が好みそうな雰囲気になっていました!

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全部美味しかったんですが、特にスクガラスのアンチョビが最高においしかったです…!ああもう一回食べたい!
泡盛に合うような料理しかなくて、飲む手が止まらなかったです。笑

この日はNAHAマラソンの日でしたが、今帰仁酒造の社長は走った後に来たと言っていて、底なしの体力だなと思いました…すごすぎる…
たくさんの方とお話しできて、皆さん本当に泡盛が好きなんだなあと思いました。
顔見知りの方も増えてきて、私も少しずつ泡盛愛好家になってきているかな?笑

最後は中北部の酒造所の皆さんが自社の泡盛を一つの甕に入れていました。
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和やかな雰囲気でやられていたので、見ているこっちも笑顔になりました。

7時には解散でしたが、とても濃くて考えさせられる時間だったなと思います!
なかなかこういう機会や集まりはないので参加できてよかったな~
私なりに泡盛業界に何か貢献できるようになるためにこれからもこういうシンポには積極的に参加していきたいです。


ものすごく長くなってしまいましたが、一緒に行った上司の記事がまとまっていてわかりやすいので、ぜひ見てみてください!
awamori-news.co.jp
いやあ、何回読んでもすごい。さすが。いつか私も…まずはブログうまくまとめきれるように頑張ります!

読んでくれてありがとうございました!