古酒の日の宴
こんにちは〜〜
さてさて過ぎた9月4日は古酒(くーす)の日でしたね!
沖縄では色々なイベントが行われていました!!
酒造所ツアーに、蔵祭り、あるホテルでは泡盛風呂までありました!(さすがにびっくりしました…笑)
その中で私が行ってきたのは、、、、
琉球泡盛倶楽部主催の『2016古酒の日の宴』!!!
in料亭那覇
琉球泡盛倶楽部って何?と思った?
ひなのもイマイチ把握していないんだけど…
泡盛マイスターを中心とした会だと聞いています。
今回は一般の方も参加OKということなので、私も師匠が招待してくれたので参加しました!いえい!
こんなにたくさんの古酒が最初から目に飛び込んできて、お酒も飲んでないのに1人で興奮してしまいました…
(年数がおかしいんです)
80名ほどの方々が参加したところで開宴!!
乾杯の音頭は…名前忘れたけど…女性のお偉いさんでした!!!(すんません)
そのあとに会長さんのお言葉や、内間さんの古酒の説明などがあって、和気あいあいとスタートしました!
各席にメインの4つの古酒があって、それをちぶぐゎー(泡盛の酒器)で飲み比べました!
度数は高めなので、最初のアタックは強かったけど、時間の経過とともに古酒特有のバニラ香がブワッと!
でもそれぞれちゃんと特徴を持っていて面白かったよ〜
個人的に好みだったのは琉球かな!あの泡盛の独特な芳醇な香りがたまらなかったです。
そしてそして〜!
なんて豪華な料理〜!贅沢〜!!
泡盛に合わせた琉球料理でとっても美味しかった!
こっちは個人個人が持ち寄ってきた泡盛で、これも飲み比べることができたよ!!
30年物、40年物、希少な泡盛ばかりで、金額にしたらきっと何十万もするんだろうな…と思いながらしっかり飲みました!!
この中だとこれが1番美味しかったなあ。
新里酒造 琉球 30年!
このタイプの一升瓶はプラスチックのフタだから、30年も経つとプラスチックの香りが泡盛に移っちゃって、化学的な味になりがちなんだけど、それがあまりなくてまだちゃんと泡盛の味がしたので◯
あとは、比嘉酒造の残波青切りシークヮーサーもめちゃくちゃ美味しかった。多分すぐ売り切れちゃいそうな予感がします。さすがっす!
踊りを見ながら古酒を嗜むことができる幸せ…
後半には抽選会と古酒のオークションがありました!!
福島の泡盛コレクターの方が震災で家が流されてしまい、それからたくさんの泡盛を管理することが難しくなったために、100本近くを譲って頂いたそうなんです。
それをオークションにかけて、売上をその方の沖縄旅行の資金に充てようという旨でした。
マイスターや、コレクター、お店を出している方たちばかりなので絶対欲しいという気持ちが皆さんの燃える眼差しでビシビシ伝わってきました。笑
そんな私も…
へへ、じゃんけんに勝ちました!!
すぐ開けて周りの皆さんと飲みました、すごく美味しかったです…!
(知り合いのコレクターの方に羨望の眼差しを向けられたら開けるしかない…笑)
飲んでいるうちに周りの方々とも仲良くなり、隣に1人でいらっしゃった男性は、わざわざこの会のためだけに東京から来たそうです。とっても嬉しい気持ちになりました!
来年また会えることを楽しみにしています。
ほとんどマイスター持ってるか、マニアの方たちなので、普通のお話でも私には知らないことばかりで、ずっとメモしていました!笑
こういう会に参加するたびに、自分の勉強不足と飲んできた量の少なさを痛感させられます。
そして飲むときはとても真剣な表情にみなさんなるので、それもまたかっこよかったです。
古酒の定義は去年改定があって、3年以上貯蔵した泡盛が全量100%だと古酒になりますが、今回の年代物の古酒は古酒と新酒をブレンドしていると思います。
そして、古酒は飲むことよりも香りを楽しむ飲み物なので、ぜひそこは飲むときに嗅ぐことをメインにしてほしいなと!!
二次会も参加させてもらって、楽しいひと時を過ごせました。
◯
土曜日は、いつものバーのマスターのお誕生日で、プレゼント渡しに行ったら常連さんたちからまさか私も祝われてびっくりしました…チョー嬉しかったです(T_T)
そしてたまたま酒造所の方もいて、2人でウイスキーの話で盛り上がりました!めちゃくちゃウイスキーに詳しいのと、泡盛に対する考え方がとても似てたので嬉しかったです。
この話はまた他の記事にしますねっ
土日で恐ろしい量のアルコールを体内に入れたので肝臓を休めなければ…
またこんなに長くなっちゃったよ…
読んでくれてありがとうございました!
5~8月に見た映画まとめ
こんにちは~
最近ツイッターで#Fav7films というハッシュタグで色んな人の好きな映画7選が見られてすごく面白いです…!
ダーク・ナイトが1位だったけど、ピエロとか顔面白塗りの人間がめちゃくちゃ苦手な私は怖くて見ることができないです…うう…
恐竜とか巨大なゴツゴツした生き物が怖くてジュラシックパークもダメだったので、きっとシン・ゴジラもみられない…めんどくさい女や…
そういう苦手なジャンルの映画はみんなの感想を見て「こうなんだろうなー」と想像をしております。
今は君の名は。が見たいんですけど、もう少しほとぼりが冷めてから行く!
たくさんの人がいると集中して見られないからな!
さて今回は二回目の映画まとめをしますよ~!!!!!!
感想は一言ずつくらいにしてます。(手帳にびっしり書いているので)
予告編も載せるので、気になるものがあればせひ見てみてくださいねっ!
①『人生は小説よりも奇なり』
5/2 @桜坂劇場
男性同士の恋愛映画は初めてでした。身内同士のなかなか本音では言い合えなくてお互いが我慢しあってて、あの気持ちはめちゃくちゃ共感した。全体としては切なくて温かくて胸が苦しくなった。あとラストが?!ってなります。
②『スポットライト 世紀のスクープ』
5/6 @桜坂劇場
巨大権力に立ち向かっていく姿がかっこよかった。正義や、マスコミのあるべき姿、信仰心の恐ろしさ…考えさせられた。実話なのが辛くて心が張り裂けそうだった。すべての人に見てもらいたいなと思う。
③『さざなみ』
5/17 @桜坂劇場
夫婦は年はとってもいつまでも男と女だなあと。(笑)見ていて旦那さんの鈍感さに馬鹿野郎~と思いながら…笑 シャーロット・ランプリングの圧倒的な演技に心奪われていました。もうね、目でね、全部伝わってくるんです。すごい女優さんだ…
④『A film about coffee』
5/31 @桜坂劇場
スペシャリティコーヒーのこだわりや流通のあり方は低価格消費社会の現代を考えさせると思う。お金を払うという行為は作ってくれた人に対しての感謝と敬意を払うことだなあと痛感させられた。「廉価なコーヒーはコーヒーじゃない」という最後のナレーションにしびれましたね…かっこいいです。
⑤『noma 世界を変える料理』
6/4 @桜坂劇場
世界一を4回獲ったレストランのドキュメンタリー。常識を覆すというか、概念に捉われない料理ばかりで食べたくなりました。枠にはまらず、自分の信念を突き通していて輝いていた。かっちこちの頭の私には考えられない独創性で…天才はすごい。
⑥『ヘイル、シーザー!』
6/10 @ミハマ7PLEX
大好きなコーエン兄弟の映画!1950年代映画最盛期のお話です。予告だけでは想像つかない内容でした。社会的、宗教的な問題をシュールな笑いに変えたり、独特な間とか構成はコーエン兄弟ならではだと思いました!よかった!
⑦『あめつちの日々』
6/14 @桜坂劇場
やちむんを作る松田米司さんにフォーカスを当てたドキュメンタリー。もう涙腺崩壊でした。笑 「琉球人らしく生きる」という言葉で、私はそうだろうか…と今でも思い出しては考えてしまいます。
⑧『レジェンド 狂気の美学』
6/21 @サザンプレックス
クレイ兄弟の圧倒的強さとスター性で彼女や人々を巻き込んでいく様子は恐怖でもあり興奮もした。トム・ハーディしかクレイ兄弟は演じれないと思う。迫真の演技が1番の見所かもしれないな〜〜最高にクール!
⑨『シェーン デジタルリマスター版』
6/30 @シネマパレット
言わずと知れた名作。シェーンがすごくかっこよかった。ジョーイがいることで成立してる映画だなって思った。あの名言はただただシェーンのことが純粋に好きな気持ちが伝わってきたよ。メッセージ性が強いなあ〜
⑩『或る終焉』
7/7 @シネマパレット
最初から衝撃的です。最後はもっと衝撃的です。常に人の死が間近にあった彼には抱えているものが重すぎて、人との関わりがないとダメになっていたんだろうな…命、安楽死について考えさせられる。何が正しいのかな。
⑪『最高の花婿』
8/1 @桜坂劇場
見てて幸せになった。なかなか理解しあえない親と子、というか父親が頭カッチカチで笑った。愛に国境はないなと感じたよ。親の心子知らず、子の心親知らずだと思う。王道のストーリーでみんなが好む映画なはず!
⑫『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』
8/3 @シネマライカム
今の所2016ベスト映画です。トランボの執念に近い信念の強さは映画への愛を感じた。弾圧されても支え続ける家族の愛。思想は時として暴走して止められなくなる。表情の写し方も絶妙で、何より本人?と錯覚するような演技。映画好きにはもちろん万人に見てほしい。
◯
いや〜長くなりましたね…ごめんなさい。
8月はあまり見れていないので悔いが残ります…
暇さえあればパソコンか携帯で映画の予告を見るんだけど、予告だけでも十分楽しめるからありがたいです。
映画館で観る映画は照明が消えてから、照明がまたつくまでが映画だと思うので、エンドロールも最後まで見ないと映画に関わった人々に失礼だなあって最近思うようになった!
まあ人によって急いでたりするかもしれないから何も強要することではないと思うけど…
私は照明がまたつくまで見ることで、「こんな素敵な映画作ってくれて夢中にさせてくれてありがとう〜」という気持ちを表しているつもりです。笑
長くなってしまった…今日から9月ですね!
沖縄はもう空も気温も秋らしくなっています。
よし、9月の一発目は裸足の季節見てきます!
そのあとお稽古頑張るぞ〜〜
こんなに長い記事見てくれた人ありがとうございます!
ジャンル問わずお勧めの映画があれば教えてくださいね(´◡͐`)
それではみなさん、良い1日を!
日本酒カクテルキット
こんにちは~最近は舞台のお稽古がうまくいかなくて現実逃避したいひなのです。自分の無力さに悲しくなるけど頑張るうう…
台風10号が沖縄に来そうだ~週末の泡盛コンテスト大丈夫かな…
過ぎた20日に2年半勤めていたバイト先を辞めたんですが、みんなからたくさんの労いの言葉とプレゼントをもらって、ここで働けて良かったなあとしみじみ感じました。
(泣きすぎて仕事にならなかった。笑)
そのプレゼントの一つに日本酒カクテルが作れるキットが入っていて、これは面白い!ブログの記事にするしかない…!と思ったので早速やってみました!!!
おしゃれだなあ…珈琲って書いてあるからコーヒー味になるのかな?
中には珈琲豆とシナモン、角砂糖、レモングラスが入っていたよ〜!
日本酒をこの瓶に入れて冷蔵庫に入れとけば完成するみたいなので…(簡単すぎる)
冷やす前!珈琲豆が〜〜浮いてる〜〜!
ちなみに使った日本酒はこれ。お友達がお土産でくれた澤乃井の蒼天という日本酒。
数時間冷やすって書いてあったけど、昨日の夜仕込んだので丸一日経っちゃってる…
少し色が濃くなっているかも!
コップに注いだら豆もたくさん入ってきた…
香りはちゃんとコーヒーの香りがして、飲みたさを刺激するよ~
日本酒の甘さに角砂糖の甘さがプラスされて甘みがとても強く感じた!そのあとにシナモンの風味が舌に残って本当に日本酒のカクテルになってた…
フィニッシュはすっきりとしていて日本酒ならではかな、と!
銘柄によっても味が変わりそうで面白いなと思った!
甘くて飲みやすいし、見た目もおしゃれだし、面白いし、女性にも手に取りやすくて、飲むきっかけになりそう!プレゼントにもいいかもしれない。
デメリットはコーヒー豆も一緒にコップに入ってしまうからティーバックみたいなのに入れられてあるといいかもな~
他にもカボス、生姜、りんごがあるみたいだから、それも試してみたい!
日本酒のこういうところは泡盛も見習わないといけないな…
次は泡盛入れてみよ!!!
みんなも試してみてね♡
波照間酒造所に行ってきた➂
そんなこんなで少し緊張感漂う取材が終われば!!!
イェーイ!飲み会!!!!フー!!!!!
と内心思いつつ、冷静を装いながら昨晩行った居酒屋へ。
キープボトルほとんど全部泡波なの本当に壮観でした…
私が1番若いのでもちろんお酒作ったりメニュー頼んだりするのは私のお仕事。
小さい頃からそういうことをしていたのでいつもこんな場面で役に立ちます、ありがとうおじいちゃん…
お酒が入れば少し込み入ったお話も出来て、楽しい時間を過ごしました!楽しかったな〜
国税のお偉いさんともお話する機会なんてないから、色んな質問しちゃった♡
あさりの泡波蒸しっていうメニューがあって、すごく美味しかった!!
そしてなぜか他の席の観光客の方たちに連れて行かれ、そこでも楽しくおしゃべり。笑
関西から仕事仲間で来たらしく、次大阪行った時に飲む約束をしました。笑
いちゃりばちょーでーだな〜としみじみ感じました
翌日の1便で石垣に戻り、八重山そばを食べたりジェラート食べたり博物館に行ったり。
レンタカー屋さんでオススメのそば屋を教えてもらって行きました!すっごいおいしいのにすぐ入れたから超穴場ですね、やっぱり地元の人に聞くのが1番いい。
ミルク味と島豆腐味で色味が一緒でセンスがないと言われてへこんだ…とっても美味しかったけどさ…
博物館!!大好き博物館!!島の歴史や文化、行事について知ることができてサイコーだったな〜
夕方には沖縄本島に帰ってきました。
今回の取材で感じたのは、島の酒造所はその島の人々がいるから成り立ってて、島あっての酒造所だなあって。島の人々に愛されないとなくなっちゃうんだろうなあと思った。
実際、波照間島は神行事がすごく多いらしくて、その度に泡波を使ってもらうには、作り手も島民として行事に参加して島民としての義務を果たしてからやっと信頼されるのかな〜って。そういう風にして今まで島の酒として愛されできたのかなと思った。
あとメディアの必要性も。波照間酒造所のような小さな酒造所は、大手の酒造所のような広告やイベントはコストが大きすぎたり、離島の離島だからそういうのもなかなか難しいから、私たち泡盛新聞みたいなメディアを通して、少しでも酒造所の紹介やPRのお手伝いができればいいなって思いました。
私のブログもそういうお手伝いになれてたらいいな!
(だったらもっと更新しろやって話になるけど)(これから頑張るから許して)
この1年で泡盛のおかげでたくさんの人に出会って、私の人生はお酒と素敵な方々に支えられていると感じるし、泡盛にも知り合った方々にも恩返ししていけたらいいなあと思っています。頑張ります。
今週末はやっと予選後半を迎えた泡盛コンテスト!
9月に入ったら9/4は古酒(くーす)の日のイベント!
9/9は誕生日!笑
次の記事は久しぶりの日本酒にしよう!!
好きな作家さんについても書きたいな!!
5〜8月の映画まとめもしなきゃ!!
ウイスキーについても書きたい!!!
長くなってごめんなさい、ここまで読んでくれた方ありがとうございました!!!
波照間島はすごく素敵な所なので沖縄旅行の時には是非!
波照間酒造に行ってきた②
そして取材当日。
早く起きすぎてしまって民宿の周りをうろうろ。
(露のせいでぼやけてるけど)
こんなの見たら乗りたくなりません?!
1人でクマのやつに乗ってアハハハハって夢中で遊んでたら、手押し車をおしながら歩いていたおばあちゃんがずっと見てたらしく、「あんたは朝から元気ねー」って言って去って行きました…めちゃくちゃ恥ずかしかった…
午前中は泡盛の女王と妹さんに波照間島を案内してもらいました!
あいにくの天気で、絶景とまではいかなかったけど、とても綺麗な海と、どこまでも広がるサトウキビ畑に癒されました…
あとヤギがたくさんいます!どこに行ってもヤギ!ヤギ!ヤギ!
かわいいカフェで美味しい台湾風かき氷も食べました!
(やっと取材のお話ししますがその前に波照間酒造所の紹介を)
波照間酒造は昭和28年に創業した最南端の酒造所。家族経営の小さな酒造所で、今は息子さん2人がメインでお酒造りをしています。造っている銘柄は「泡波」のみですが、出荷量が限られているために沖縄本島でもなかなか手に入らず、プレミア価格で取引されているのが現状です。
波照間酒造所は普段は見学をしていなくて、TVや雑誌の取材もすべて断っているのにも関わらず、今回は泡盛新聞ということで(話をつけたのは国税の方らしいですが…笑)特別に許可を得て取材させていただきました。
この逸材探訪という企画でお邪魔させてもらいました。まだ波照間酒造所の記事は更新されていないので、アップされ次第またリンクを載せますね。
(ちなみに瑞穂酒造の記事もとっても面白いから見てみてください)
製造する作業場から見学させてもらいましたが、狭い!!!!
こんなに狭い作業場は初めて見ました…
蒸留は直火蒸留で、気化したアルコールが通るパイプが蒸し器と併用されていて、狭いならではの工夫がされていたよ〜
インタビューするのは国税の方と泡盛の女王なので私は邪魔にならないように後ろから付いて回っていました。笑
このタンクの中には泡盛になる前のモロミが入ってて、発酵してるから耳を当てるとぷくぷく音がして、この音を聞くたびにああ泡盛は生きてるんだなあって思う。
インタビュー風景はこんな感じ。
奥に座っているのが次男のたくやさん、手前が三男のひろむさん。
兄弟2人がメインとなって作っているそうです。
(今から記事になるのであまり詳しくは書かないでおきます)
すべて手作業で行っていて、ラベルも手貼り。ミニボトルだと1日600本も貼るらしい…気の遠くなる作業だ…
泡波は島内でほぼ100%消費していて、卸先は石垣港ターミナルと空港、島内の商店の3つだけ。
蒸留してから2ヶ月で出荷しているそう。
(普通は半年はタンクのなかで落ち着かせてから瓶詰めするから、どれだけ人気かが分かる)
また、生産が追いついていないために古酒は作っていないそうですが、いつかは作りたいとおっしゃっていました。
泡波が島外ではプレミア価格で出回っていることに関しては複雑な心境らしいです。
期待されるのは嬉しいけど「値段の割には美味しくない」と苦情が来たり、「価格設定が高すぎる」と言われたりするそうで、酒造所自体が儲けてるわけではないのでそういう弊害もあるらしいです。
元値は360ml460円、1800ml1680円で私も見た時は思わず声が出ちゃった…だって沖縄本島でも10倍くらいの値段でイオンとかで売ってるし…でもそれでも品薄状態だからすごい…
波照間酒造所が大事にしているのは「飲みやすさ」。島のみんなに愛されるためには飲みやすさが1番大事で、ずっとこの味を守っていきたいと熱弁されていました。
「作るだけなら誰でもできるけど、"この味"を出すのが難しい」
とても印象強かった言葉で、島の人々に愛される味を大切にしたい気持ちが伝わってきました。
島ならではの悩みもあって、離島の離島だからほしい物がなかなかすぐには届かず、普通は業者に頼むような修理も自分たちで行ったりしなければならず大変らしいです。
また、他の酒造所との交流が少なかったり、酒造組合の勉強会にも簡単には行けなくて、分析がまだまだ足りてないから今から勉強しないといけないとおっしゃっていました。
夢は波照間島=泡波を定着させて(もうなってると思うんだけどな〜)、島の観光資源として活用して、特別なものではなくて、普段から飲む泡盛にしたいそうです。古酒もいつかは作りたいんだって!(それは本当に嬉しい)
とまあこういう感じでした…すっごいアバウト…アップされる記事を見てくれたら多分伝わると思うので、しばしお待ちくださいね。笑
長くなっちゃった、次の記事でラストです!!!(多分)
波照間酒造所へ行ってきた➀
ずいぶんと久しぶりのブログになってしまいましたが…
その間いろいろなことがありまして頭の中わちゃわちゃーしてます。
そう!先週8/11〜13に波照間島へ行ってきました!
泡盛新聞の取材に同行させてもらいまして、いや〜〜とても貴重な経験になりました。
ちなみに沖縄で生まれて育ち、21歳にして初の飛行機で行く離島です。石垣島も初めてで、よく驚かれるけどそんな行く?ねえ。行く?
那覇空港から7:30の便で石垣島に着いたのが8:25。
そこから石垣ターミナルまでタクシーで30分。
船に乗って波照間島に行くぞ!!って思ったらまさかの欠航…1日4便で、2便で行くつもりが2、3便が欠航でずいぶん時間ができてしまい、同行人と悩んだ末にレンタカーを借りて石垣島内の酒造所に挨拶回りすることに。
急にアポなしで行ったので迷惑な顔される所もありました。笑
申し訳ないです…でも回ってみて、すごくすごく地域に根付いている酒造所ばかりで、ほとんどが家族経営なので温かみを感じました。
丁寧に説明をしてくださった高嶺酒造さん、八重泉酒造さん、本当にありがとうございました。
泡盛に対する情熱とプライドを感じたし、お話しされてる時はずっと笑顔で泡盛が好きということが伝わってきました!
その他の酒造所さんもお仕事中に急に押しかけてしまって申し訳なかったです。
昼ごはんは川平湾近くのレストランで石垣牛!
柔らか〜〜溶ける〜〜
海もきれいでした(この写真いい感じに撮れてるけど、暑すぎて人多すぎてイライラしながら適当に画面も見ないで撮ったから奇跡の写真)
そしてそして4便は出航するということだったので、1時間半かけて波照間島へ!!!!!
もう夕方だったかなあ、宿の方が迎えに来てくれてありがたかったです。
民宿は初めてで、不安だったけど良かったです!!!
部屋はこんな感じ、寝るだけならいいかなあと。
夕飯がとっても豪華で美味しかったです、家庭の味!
それから2013年の泡盛の女王だった方と飲むことになっていたので予約していた居酒屋へ。
入ってびっくり、泡波の安いこと安いこと。
むしろキープボトル泡波しかないっていう…恐ろしい…
沖縄県内だとまず手に入らないんですよね、泡波。
4合瓶で2000円くらいで波照間島では飲めるのに、県内だと1万円はザラじゃないです。
まあこのことは次に回して。笑
泡盛の女王はやっぱり美しくて緊張しすぎて目もあんまり合わせられなくて、お酒に頼るしかありませんでしたorz
まさかお酒注いでもらえるとは思わず、終始ニヤニヤして気持ち悪い女だったと思います…
ご一緒できて本当に幸せでした。ありがたいです。
宿に戻って飲み直していたら、泊まっていた茨城の方が帰ってきたので声をかけて一緒に飲みました。
酔うと色んな人に声をかけちゃう癖があって、まあそれはあんまりよくないんだけど、でもみんないい人だからいいか!
今週の月曜日にもその方にお声かけ頂いて、那覇でまたお酒を一緒に飲みました!
こんな風に本土の方々と繋がれるのは泡盛のおかげさまなので感謝してもしきれないですね、うんうん。
次は波照間酒造所に行って感じたことを書きます🙆
続き(ウイスキー編)
さてさて続けていきたいと思いますよオホホ
今度はウイスキー編です!
今回はアイラモルトに限ってます!!
飲み方は全部ストレートです。
アードベッグは世界で最もピーティでスモーキーなモルトで有名ですね、しかもアードベギャンっていう熱狂的ファンも世界中にいるそうです、すごい〜〜
パーペチュームはラテン語で「永久」という意味らしく、これは200年記念ボトルらしい(なんであるんだよ)
色は濃い目。香りは強烈なピート香でウワーッてなった…
ラベルに"ベーコンの燻製のような香り"って書いてあったけど、スモーキーのことを言っているのかな…もっと勉強しなきゃダメね…
口に含むと、香りの厳つさからはうかがい知れないなめらかさでびっくりした。味はバニラ、チョコレートのような甘さでサイコーのバランス。
飲んだ後も余韻がずっと続いて、アードベッグの凄さに感服しました…
キルホーマン オリジナルカスクストレングス
Alc.59.2%
(上のアードベッグの右隣のやつです、写真撮るの忘れたの…)
オリジナルカスクストレングスはそのまま樽からだしてボトリングしたという意味で、キルホーマンの個性を100%味わえる一本。
生産数は9200本、日本には360本だけしか入荷されていないそうです。(だからなんであるんだよ)
バーボン樽なので色は薄い琥珀色。香りも軽めのピート香で、少し麦っぽいなって思った!
味はこの度数とは感じ難い甘さで、ピーティかつモルティ!後から熟れたフルーツの香りが口いっぱいに広がって「幸せ〜」って言っちゃいました…美味しかったなあ…
ザ・スコッチ・シングルモルト・サークル
ボウモア 1996年 Alc.52.7%
ボウモアは家でもよく飲むけど全然見たことないラベルだから調べました!
ザ・スコッチ・シングルモルト・サークル(SMC)は、ヨーロッパでも名高い1985年に設立されたシングルモルトウイスキー愛好家団体らしいです。会員数は950人くらいいて、ポリシーとしてはファーストボトリングからカスクストレングス、アンチルフィルター、ノーカラーリングを守ってるらしい、すごい…
このボウモアは1996年に樽詰めされたのを2012年にボトリングしたもので本数は282本。(師匠が何者なのか全くわからなくなってくる)
香りは普通のボウモアと比べるとピート香は控えめ。
味はピーティ、スモーキーはもちろんだけど、潮の香りが最初から余韻まで残っていてボウモアらしいなあって。
フルーティさと潮の香りのバランスが絶妙。
SMC恐るべし…いつか会員の方にあってお話聞いてみたい、日本人いるかな…
※番外編
エバークリア Alc.95%
世界一アルコール度数が強いスピリタスの次に強いお酒も飲んでみました!
正直飲めるか不安だったんだけど、口にした瞬間甘さが広がって口の中がポカポカして普通に美味しかったです…
アルコールって甘いんだなあって知りました!
でも度数がエグいので常飲はできないね。
いつも感想を手帳に書きながらお酒を飲んでるんだけど、客観的に見たらキモい奴なんだろうな〜っていうのはあります。それから蒸留所調べたりしてブログにまとめてるんだけど、楽しくってしょうがないからやめられない!(キモい!)
これからも続けていくと思うのでよろしくお願いしますね。
あと泡盛新聞の名刺も作ってもらって、気合い入れ直して色々お手伝いしていくのでそれもまた書きます!
次の土日には瑞穂酒造の蔵祭り、来月頭には泡盛コンテストのお手伝いがあるよ!バイトでずっと何も参加できてなかったから、とっても楽しみ♡
泡盛コンテストの結果が2回目まで出たので、よかったら見てね(´◡͐`)
http://awamori-news.co.jp/fy-2016_qualifying-1st-round_awamori-contest/
http://awamori-news.co.jp/fy-2016_qualifying-2nd-round_awamori-contest/